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「ゆず」とダメ飼育者 の記事一覧
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「ゆず」との縁 
2007.02.03.Sat / 10:10 
ちょうど1年前の今日。
朝起きると「ゆず」はめずらしくシェルターの中にいた。
嫁さんが「ゆず、シェルターに入ってるよ」と。
あまりシェルターには入らないほうだったので、「ん?」とは思ったが、とりあえずいつものように嫁さんを職場まで送り、すぐに家に戻った。

なんとなく嫌な予感がして「ゆず」をシェルターから出した。
いつもより冷たく感じた。
もうほとんど動けなくて、薄ら開いた瞳には生気が感じられない。

温浴をさせた。
顔をお湯につけたまま動かない。
しばらくして重そうに頭をグゥゥッと持ち上げた。
そこで一度、欠伸のような仕草をしてから、パタッと力なく首が折れた。

本当はわかっていたがどうしても受け入れたくなかった。
もう、「ゆず」には御迎えが来ていることを。

体をキレイにしてあげて、手で優しくそっと包んだ。
しばらくそうしていた。
自分の寿命を少し分けてあげたいくらいだった。
もう目も開けられない「ゆず」。
その姿を見て、薬だ何だとはならなかった。
ただただ、静かに見守っていた。

「ゆず」をホットスポットに置いた。
もう前足は動かすことができない。
後ろ足で体を引き摺る感じで少し移動した。
そして、首だけグゥーっと引っ込めた。
それから「ゆず」が顔をだすことはなかった。

もう一度「ゆず」を掌にのせた時には、少し死後硬直が始まっていた。
それでも間接は少し動くくらいだったので、前足と後足を甲羅の中におさめる。
この時の「ゆず」の体重はたった31g。
前日量った時はたしか44gあったはずなのに…あれは量り間違えたのか?

「ゆず」と過ごした45日間は忘れる事はない。
なんとか助けたかった。ごめんね…「ゆず」。

「かりん」を温浴させている時、無意識にケージを見てしまったり、
間違って「かりん」を「ゆず」って呼んでしまったり。。。
っていうことが、しばらく続いた。
そこに「ゆず」の姿はないのにねぇ。

「ゆず」が亡くなったことは病院にも伝えたのだが
数日後、供花が届いた。

P1010048.jpg

ただの飼育者の自己満足かもしれないが、
「ゆず」のことをこのブログに残せてよかった。

新しい命が誕生することに命の大切さを感じたり、
命の大切さを学ぶことは至極普通の事だと思う。
だけど、命の大切さってそれだけじゃない。
失うことで命の大切さを感じたり学ぶ事だってある。

引きずる訳ではないが、
これからもずっと「ゆず」は僕と嫁さんの心の中に生き続ける。

「ゆず」との縁が切れることは無い。
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ガンバレ!ゆずっ!! 
2007.01.28.Sun / 13:22 
「ゆず」はどんどん衰弱していった。

調子の悪いカメは自分から温度の低いところに移動してじっとしているということを
この頃は知らなかった。

P1010004.jpg
その時の「ゆず」

ケージの中で一番温度が低くなる場所でじっとしているが多くなった。
手足ももう骨と皮しかないように見え、エサを食べる事すらできなくなった。
大好物だったトマトやニンジンを目の前にしても何も反応できなくなりとても辛かった。
強制給餌も試したがうまくいかなかった。
「かりん」と比べてもわかるように前足もかなり細くなり、呼吸も上を向いてすることが多くなった。

P1010009.jpg
「ゆず」を撮った最後の写真

開きづらかった目も温浴をしなければ開ける事が困難になってきた。
温浴はポカリを薄めたものでいつもより短めにしていた。
この時くらいだったと思うが、
どうやら「ゆず」は片目が見えなくなってしまったようだった。
どちらの目かは記録していなくわからないのだが、同じ方向にくるくると回る行動をとっていて不思議に思い、温浴の時に目の前で指をちらつかせてみた。
すると、片方の目はまったく反応がなく、もう片方の目の前で指をちらつかせると脅えるかのように激しくぐるぐると回り始めた。
この時「ゆず」は片目の視力を失ったということを確信した。
悲しくて溢れそうな涙を堪え「ごめんね」「大丈夫だからね」と優しく「ゆず」を掌にのせ体を拭いてあげた。

エサを食べていないのに排便をする。とても辛そうに。
排便と言っても下痢に近いが便には見えず、何か粘液のようなものを排出するようになる。
担当の獣医師も「ゆず」の事を心配してくれた。
相談した結果、もう一度だけ病院へ連れて行きネブライザーをしてもらう。
体重もかなり減ってきて、35gを切るくらいだったと思う。

病状は悪化していくばかりだが、なんとかこの命を繋げたかった。
「ゆず」は生きようとしているから。

太陽の下で力強く歩く姿が見たかった。
見れると信じていた。

「ガンバレ!ゆずっ!!」と僕と嫁さんは心からそう思っていた。
* テーマ:爬虫類 - ジャンル:ペット *
病院へ 
2007.01.25.Thu / 11:36 
こっちには爬虫類を専門で診てくれる動物病院はない。
市内で一番大きな病院は犬猫が主のようだが、小動物も診てくれるようだ。
電話でリクガメも診察できるか問い合わせると、「できます。」とのこと。

P1020832.jpg

準備していた蓋付きの発泡スチロールのケースの底にホッカイロを置いて、その上にキッチンペーパーを敷いたプリンカップに入れた「ゆず」と「かりん」を置き、まわりに新聞紙を細かく切った物を入れて蓋をした。ショップから送らさって来た時と同じような梱包だがダンボールよりはまだ保温できていたと思う。

P1020836.jpg   P1020835.jpg

寒い時期だったので予備のホッカイロを持って
やっと病院に連れて行った。

院内に入るとロビーには犬猫を連れて来ている人が10人近くいた。
爬虫類を連れてきている人は自分だけのようだ。

獣医師の診察が始まる。

診断結果は「ビタミンA欠乏症」と「呼吸器感染症の疑い」とのこと。
「ゆず」と「かりん」が来てからの1ヶ月間、リクガメの病気についてはいろいろ調べた。…きっとそうだろうと思っていた。そうだろうと思っていたのに、1ヶ月も病院に連れて行かなかった自分に腹が立つ。

治療にはネブライザーという抗生物質などの薬剤を霧状にしたものを噴出し吸入させる吸入器を使った。
本体から発生した薬剤の霧はジャバラホースを通ってほぼ密閉されたケースの中にどんどん噴出していく。程無くケース内はフォギーに似たような白い霧が充満して「ゆず」と「かりん」が見えなくなる。その白い霧の中で2匹は呼吸するたびに薬剤の霧を吸い込んでいる。
担当の獣医師が、「何年か前に同じような症状でインドホシを連れてきた人がいて、その時もネブライザーを使い、今はとても元気で大きく成長していますよ。」みたいなことを言っていた記憶がある。

薬も処方された。
どちらにも点眼・点鼻薬、ビタミンやミネラル等の内用薬。
この時、一目で「ゆず」の方が重篤な状態であるのは明らかだった。
「ゆず」には抗生剤もでた。

でも、病院に連れて行くのが遅すぎた。
「ゆず」に回復の兆しは見られない。
どんどん衰弱していく。

もっと早くに連れて行けば助かったのかはわからないが、
もっと早くにこうするべきだった。
* テーマ:爬虫類 - ジャンル:ペット *
後悔。 
2007.01.20.Sat / 17:29 
「ゆず」と「かりん」を迎え入れて1ヶ月が経った。

いつもだったらライトを点けるとすぐにケージ内をうろつき始める「ゆず」がこの日はすぐに起きてこなくて、エサを食べる姿にもいつもの勢いがなかった。
治まったのかな?と思った鼻水・くしゃみも急に酷くなってきた。

この時、唯一の頼りだった購入したショップにメールで相談すると、
「風邪等、鼻炎の場合は獣医に抗生剤を処方してもらうのが無難です。」
と返信がきた。

なんでこうなるまで病院に連れて行かなかったんだろう…

この日から5日後に病院に行くのだが、この5日間で「ゆず」の病状が急変する。
食欲が落ちて痩せていき体重は減り、目が開けづらくなっていった。
日に日に病状が悪化していくのが手にとるようにわかる。。。

なんでもっと早く病院に連れて行かなかったんだろう…
* テーマ:爬虫類 - ジャンル:ペット *
発症 
2007.01.17.Wed / 00:31 
シェルター登りをしていた頃の「ゆず」は食欲旺盛だった。

この頃、温度はサーモで保っていたが紫外線ライトのタイマーは無かったのでON・OFFは自分でしていた。ライトを点灯すると大きな欠伸をしてエサくれエサくれとすぐにケージ内をうろつき始めるのは大概「ゆず」の方が先だった。

2匹とも野菜に対しての反応はよかったが人工飼料には餌付かなかった。
野菜のみの給餌の方が内臓にかかる負担は少ないようなので、こちらの方が安心と言えば安心だったが、この危険なベビーサイズを早く切り抜けたかった。人工飼料を粉末状にしてエサに振り掛けたこともあったが、食いつきはいまいちで仕方なく野菜のみの給餌を続ける。

現在の給餌内容も決してレパートリーが多いとは言えないが、当時の給餌内容は今よりも更にレパートリーが少なかったように感じる。

P1000899.jpg

この頃、飼育環境に大きな変化はなかったはずだが、なぜか「ゆず」「かりん」共に一時的に鼻水が治まったかのように見えた。


…元気だった頃の「ゆず」はここまで。。。


何日か後から
シェルター登りも、食欲旺盛な姿も、エサをくれとガラス水槽に鼻先をコツコツあてている姿も何もかも見れなくなっていく。
「ゆず」の行動・外見がいつもとは違うく見えてくるようになる。
病気が発症しだした。
* テーマ:爬虫類 - ジャンル:ペット *
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Author:KOJI
念願の爬虫類飼育が始まりました。
爬虫類反対派だった嫁さんをもトリコにするほどの癒し系なカメ。
笑いあり涙ありの我が家の夜な夜なカメ生活の始まりです(^-^)v

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